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BLEを下から見ていく(6)

 

だいぶ一般的になっているBLEについて。すごく概念的なことはあちこちに書いてある。が、下から上まで(むしろ下だけ)知りたいのに、資料少なすぎ。なので自力で調べる無茶な挑戦。第6回=デバイス名称の取得について

 

デバイス名称(Complete Local Name)の取得はどうなっているのか。スマホのnRF ConnectによるとあたかもAdvertiseと一緒に受信したかのように表示されているけど、Adalm-plutoで受信してみるとそのようなものはへばりついていない。で、こちら(https://www.denso-ten.com/jp/technicalreview/jp_pdf/Vol02/Vol02-3.pdf)によると、
ということらしいので、もう一回やり取りしているはず。いつ、どこ(どの周波数)で、、、
わからんので、ちょっとツールを使うことにする。
Seeed XIAO BLE nRF52840をnRF Snifferにしちゃって、Wiresharkで解析する。なんと実はSeeed XIAO BLE nRF52840を2こ購入していたのです。参考サイトというか、もうもろここ(https://qiita.com/KentaHarada/items/3e1612116ec45462a837)に従ってやる。
で、
ここでやってるじゃん。で、それぞれ見ていくと、
これが、Adalm-plutoで受信できたフレームと同じ。で、
たぶん、これをスマホが撃っていると思うんだけど、Adalm-plutoでは受信できていない。で、
ここにデバイス名称が入ってきているっぽい。で、これら全部Channel Index: 37なのでAdalm-plutoでも受信できそうなもんだけど、なんでやろ、、、受信できているけど、何か復号で消しちゃっているのか、、、
WiresharkでBLEのプロトコルを愚直に調べているすごい人はいるんだけど、直行復調波形から解読しようって人はいないですかーー?ICメーカーがやってる?まぁそういうことなんやろうけど。