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コイル(2)

 

300uHのバーアンテナを作ろうと思ってる。まずはインダクタンスの測定方法を検討。最近フェライトバーって入手しにくくって、通販で購入できるのはaitendoくらいしかない。でこちらを発注。以前品物間違った前科もあるしドキドキする。今回、発送の連絡もなく突然ブツが届いた。そして、、、おそらくこっちが届いた。前回間違ったときには連絡すると必要以上に丁寧な対応でびっくりしたってこともあり、もう今回の差は大したことではないので、放置することにする。(大須とかでフェライトバー売ってるとこないんかな、、、大須まで行く交通費を考えると通販のほうが安いんだけど、例えばリード線とか専門家のいる店じゃないと買えないし、フェライトもそういう位置づけかも)

で、まずはインダクタンスをどう測定するか。以前FGとオシロで測定した(https://sunday-engineer.jimdofree.com/2022/10/09/%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%AB-1/)んだけど、結構手間がかかる。そういえばうちにはNanoVNA(https://sunday-engineer.jimdofree.com/2020/11/22/nanovna-h4/)とかいうネットアナあるじゃんね。これで測定してみる。測定原理はこちら(https://engineer-climb.com/impedance-measurement/)。今回はインダクタなので「シリーズスルー法」にする。
ところで、NanoVNAをPCで制御するWindowsソフトで、NanoVNASaverってやつがある。以前はバイナリでダウンロードできてたんだけど、バイナリがなくなった。モノはPythonっぽいので、環境を整えてPythonから実行すればいいんやろ、、、が面倒なので、今回は以前ダウンロードしてあったバイナリを使う(歳とるといろんなことが面倒に感じる。または、あの病の後遺症かもしれない。)。
で、自分で作成したバーアンテナを測定する前に、値のわかっている(330uH)インダクタを測定してみる。
まぁこんな感じで。そすっと、
こんな感じで測定できる。で、これをs2pで保存してLibreOffice Calcで開くと
こんな感じで、S11とS21が保存されているわけだ。NanoVNAはハード的にPort2にソースがないのでまぁ、こうなっちゃうわけで、これをこのままシミュレーションとかには使えないわけだが、波形を保存できるってこと、それ自体が良い事だと思う。
では、数字をいじくっていく。
\[ Z_{DUT}=100\times \frac{\left(1-S_{21}\right)}{S_{21}} \tag{1} \]
まぁ単にこれを計算するだけ。で、こうなる。
まぁ、ざっくり1MHzくらいで300uHくらい。まぁまぁ測定できているって感じがする。

世の中は連休だー。この連休に色々取り返さんといかん。と思いつつも、以前にも増してなかなかやる気が起こらない。後遺症かなー。まったくどこでもらっちまったのかわからんかかりかただったのは、免疫低めの生活をしていたからよなー。