やってみた。断じて心が清く穏やかになったわけではない。むしろ混沌と闇は拡大している。
トランジスタは2SA1015-Y
ダイオードは1N4148(前回の回路図では3個直列にしていたけど面倒なので1個)
電源は乾電池4個直列つなぎにして、NJU7223F33で3.3Vにしている。DUT3Vとすると、本当は可変レギュレータで3.6Vにしたほうがいいんだろうけど、まぁめんどくさいのでしょうがない。
で。
部品が違うけど、回路はこう。
作るのもとても簡単。
IS1のところを固定抵抗にして、抵抗値実測とVF1電圧から固定抵抗を流れている電流を計算して、それとVF2を比較すると、
こうなるので、見た感じかなりイケてる。
3Vで動くものってことで、自分ちの車のキーのボタンを押したときの電圧推移を測ると、こうなる。赤がVF2で黄がVF1。ていうか車のキーを割るのにちょうどいいマイナスドライバーがないと口がボロボロになっちゃうじゃん。電池交換のためにユーザーが触るんだからもっと良い構造にできんものかね、、、
で、固定抵抗を使って事前に算出してあった補正式でVF2測定データに補正をかけて電流値にすると、こうなる。
ということで、スイッチを押す前は5.165uA、スイッチを押して無線を送信している間は10~15mAってことがわかります。無線を送信している間の電流が暴れているように見えますが、電流が多いときに測定値が雑になってしまうのはそういう回路なのでしょうがないとして、本当に電流値が暴れているのかどうかは、、、今日はそこまでは掘らない。
この方法、5桁も違う電流を計測できて、かなりイケていると思うんだけど、なぜメジャーにならないのか、、、
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