対数増幅器で、大きい電位差は雑に、こまい電位差は細かく測定できるはず。アナログエンジニア先生の書籍を見ながら、まずはシミュレーション。
回路はこうなりました。ちなみに先生の書籍には間違いがありました。式7.9が
\[ V_o=\left( 1 + \frac{R_5}{R_4} \right) V_T \ln \left( \frac{V_I}{V_{REF}} \cdot
\frac{R_I}{R_6} \right) \tag{1} \]
ってなっているけど、正しくは
\[ V_o=\left( 1 + \frac{R_5}{R_4} \right) V_T \ln \left( \frac{V_I}{V_{REF}} \cdot
\frac{R_6}{R_I} \right) \tag{2} \]
です。
シミュレーションの結果は
と、確かに対数になっているように見える。が、横軸を対数にすると、
10mVくらいで、変な曲がりがある。例えば差動増幅を入れて検出抵抗の両端電圧を10倍にしていれたとして、1mVくらいまでしか測れない。で検出抵抗が100Ωとしても、10uAまでしか測れないってことになる。いやはや、そもそも本当は電流を出力するセンサ等の電流を測定する目的とする回路のようなので、これじゃいかん。
失意とともに筆を置くにゃ~かんきち。
、、、つづきがあるかもしれないしないかもしれない。
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